Amazonのサイトを見ていたところ、ひときわ目を引くブックヌックを見つけました。
建物と建物の間に川が流れているのですが、その川がとても綺麗なんです。
「この川はどのように表現されているのだろう?」
そんな素朴な疑問から、思わず購入してしまいました。
というわけで今回は、FUNPOLAのブックヌックキットを製作していきます。
FUNPOLAとは
FUNPOLAは、中国を拠点とする組み立てキットブランドで、木製パズルやミニチュアハウス、ブックヌックなどを展開しています。
特に、LED照明やミラーを活用した演出を得意としており、作品によっては「インフィニティミラー(Infinity Mirror)」と呼ばれる仕掛けが採用されています。
インフィニティミラーとは、鏡とハーフミラー(マジックミラー)の間にLED照明を配置し、光や景色が奥へと続いているように見せる仕掛けです。
合わせ鏡の原理を応用しており、限られたスペースでも奥行きのある幻想的な空間を演出できます。
また、FUNPOLAの作品にはファンタジー要素を取り入れたものが多く、組み立てる楽しさだけでなく、完成後にインテリアとして飾って楽しめるデザインも魅力です。
製品ラインナップなどは、公式サイトで確認できます。
👉 FUNPOLA公式サイトはこちら
https://www.funpola.net/
作成するキット
今回作成するのは、FUNPOLAの「Venice Night Starlit(ベネチアの星)」です。
FUNPOLA公式サイトやAmazonで販売されています。

商品写真を見たとき、まず目を引いたのは建物の間に流れる美しい川でした。FUNPOLAの特徴であるインフィニティミラーも魅力的ですが、それ以上に「この川はどのように表現されているのだろう?」という興味を持ったことが購入の決め手になりました。
サイズは一般的なブックヌックと同程度で、本棚にも収まります。
ただし、建物の左右にも窓やバルコニーが作り込まれているため、本棚に挟んで飾るよりも、棚などに置いてさまざまな角度から眺めたくなる作品です。
同梱されているもの
内容はかなり充実しています。
- 木製パーツ(レーザーカット済み)
- 紙パーツ(窓ガラスに貼る装飾用)
- 花、船などの小物パーツ
- アクリル板(川の表現に使用)
- 鏡、ハーフミラー(マジックミラー)
- LEDライト用の配線
- 紙やすり
- 接着剤
- ピンセット
- マグネット
接着剤が付属しているのは非常に助かります。
なお、単4電池3本は別途必要です。

使用した道具
私は以下の道具を使って作業しました。
カッティングマット
机が傷つくのを防ぐために使用しています。
また、木くずで机が汚れるのを防げるので、作業環境を保つ意味でもあると安心です。
ガラスヤスリ
付属のヤスリでも十分作業は可能ですが、普段から使い慣れているため、こちらを使用しました。
ガラスヤスリは摩耗しにくく、長く使える点が気に入っています。
はさみ
花のパーツを作る際には、はさみが必要です。
特別なものは必要なく、普段使っている一般的なはさみで十分対応できます。
細幅彫刻刀(平刀)
最近の私のおすすめです。
以前はカッターで木製パーツを切り離していたのですが、厚みがある部分では刃が挟まりやすく、少し怖さがありました。
この彫刻刀を使って表面と裏面に軽く切れ目を入れてから手で外すことで、バリも出にくくなり作業が安定しました。
個人的にはかなり使いやすく、今のお気に入りです。
なお、木製パーツについては、カッターや彫刻刀がなくても、パーツ自体は手で切り離すことも可能です。
Google 翻訳アプリ
手順書は英語表記だったため、都度使用しました。
カメラモードでかざすだけで日本語に翻訳されるので、非常に便利でした。
技術の進歩に感謝です。
製作過程
今回作ってみて驚いたのが、各所で使用されている木製パーツの多さです。
例えば、下の写真のパーツは19個もの木製パーツで立体的に表現されています。
「ここまで細かく作り込むのか」と思うほど手が込んでいて、組み立てながら感心してしまいました。

説明書は非常に分かりやすく書かれています。とはいえ、表記はすべて英語なので、私はGoogle 翻訳アプリを併用しながら進めました。
まずは、LED照明が正常に点灯するか確認します。

以降は、説明書に従って組み立てていきます。
接着剤が必要な箇所はきちんと示されているので、作業中に迷うことはありませんでした。
また、数カ所だけ木製パーツのはまりが少し緩く、組み付けても外れやすい箇所があったため、そこは接着剤を使って固定しました。
とはいえ、そのような箇所はごくわずかで、全体的にはとても組み立てやすかったです。
細かいパーツを数多く組み合わせることで、建物の立体感を表現しています。


購入前から気になっていた川の表現ですが、その仕組みが少しずつ見えてきました。
まずは建物の下にLED照明を取り付けます。

その上に、表面に凹凸加工が施されたアクリル板を差し込みます。

アクリル板のさらに下には、川が描かれた木製パーツを取り付けます。
LED照明が点灯すると、川の青色が凹凸加工されたアクリル板に反射し、水面のような雰囲気を演出してくれます。
「川はどうやって表現しているのだろう?」と思っていたのですが、実際の仕組みを見て「なるほど」と納得しました。シンプルな構造ながら、よく考えられているなと感心します。


橋を取り付けます。
透明な球状の飾りがワンポイントとして付いており、光を受けるととても綺麗です。

電灯部分が初めから組み立てられているのは、不器用な私としては助かります。
こういう細かな部分を自分で組み立てなくて済むのはありがたいです。

中央付近にはハーフミラー(マジックミラー)が配置され、その奥にLED照明と鏡を組み込むことで、インフィニティミラーの演出を実現しています。
実際に組み立ててみると、「こういう構造になっていたのか」と驚きました。鏡や照明の位置関係まで考えて設計されていると思うと、なかなか真似できない発想だなと感心します。



配線の取り回しについても、説明書で細かく指定されています。

正面左側の建物に取り付けるショーウィンドウです。
こうした細かな部分までしっかり作り込まれていて、組み立てていて楽しくなります。



ここで謎のパーツを取り付けます。

「これは何だろう?」と思いながら組み立てていたのですが、完成すると建物のドアの片方になっていました。

ブックヌックの背面には電池を収納するスペースがあるのですが、そのフタがマグネットで取り付けられるようになっています。
電池交換の際も簡単に開閉できるので便利です。
こういう細かな部分まで工夫されていて、「よく出来ているなぁ」と感心しました。


完成すると、建物の間を川が流れるベネチアの街並みが姿を現します。
ブックヌック全体が建物で構成されているため、正面だけでなく左右にもバルコニーや窓があり、さまざまな角度から楽しめます。
さらに照明を点灯すると、窓に貼った模様が柔らかく浮かび上がり、昼間とはまた違った雰囲気を見せてくれます。



ベランダには花と草を飾ります。
細かな装飾ですが、完成後の雰囲気をぐっと良くしてくれるポイントです。

川には船を浮かべ、柵には鎖を取り付けます。

作ってみた感想
作るのにトラブルがなかった
今回のキットは、製作中に困ることがほとんどありませんでした。
理由としては、以下のような点が考えられます。
- 説明書が分かりやすかった(ただし、Google 翻訳アプリは必要)
- パーツの精度や品質が良かった
- 私自身がブックヌック作りに少し慣れてきた
特に説明書は丁寧に作られており、組み立て手順を迷うことはほとんどありませんでした。
ただし、1点だけ用途がわからない木製パーツがありました。丸い形をした「H15」というパーツです。
説明書を何度か見直してみたのですが、現時点でどこで使うのか見つけられていません。
とはいえ、作品自体は問題なく完成しているので、時間があるときにもう一度説明書を見返してみようと思います。
建物の立体感がすごい
とにかく建物の立体感がすごいんです。
屋根や窓などの細かな部分に木製パーツを重ねることで奥行きが表現されており、その分パーツ数も非常に多くなっています。
完成すると本棚に飾るだけではもったいなく、どこか棚の上に置いて眺めたくなるような出来栄えです。
私は説明書どおりに組み立てただけなのですが、それでも完成品を見ると「自分も頑張ったな」と少しほめてあげたくなりました。
灯りを付けた時の感動はもっとすごい
これが本当にすごいんです。
LED照明は3カ所に加えて電灯にも組み込まれており、それぞれが街並みを美しく演出してくれます。灯りを点けると、一気に作品の雰囲気が変わります。
特に気になっていた川の部分は期待どおりでした。Amazonの商品写真を見た時から惹かれていたあの色合いが、そのまま目の前に現れます。
「この川はどうやって表現しているのだろう?」という興味から購入したのですが、完成後に灯りを点けた瞬間、その答えを見たような気がしました。

それぞれの窓には柄が付いた紙が貼られており、建物内部のLED照明によって模様が浮かび上がります。


そして、インフィニティミラーです!
ハーフミラー(マジックミラー)、LED照明、鏡がうまく組み合わさることで、街並みが奥の方まで続いているように見えます。
写真ではなかなか伝わりにくいのですが、実物を見るとかなり綺麗です。
ただ、照明を消すと普通の鏡のように見えるため、この魅力を写真に収めるのは少し難しいところ。
今回は部屋を暗くしてLED照明を点灯し、できるだけ雰囲気が伝わるように撮影しました。



まとめ
FUNPOLAは、それほど多くブックヌックを展開している印象がなかったため、購入前は正直そこまで大きな期待をしていませんでした。
きっかけは、「川が綺麗だなぁ」と思ったこと。そのくらいの軽い気持ちで購入したキットです。
しかし、完成してみると想像以上でした。
建物は細部まで作り込まれており、どの角度から見ても楽しい作品になっています。
さらに灯りを点けると、幻想的な街並みが現れ、その美しさに思わず見入ってしまいました。
左右の窓からも灯りが漏れるため、本棚に収めるよりも棚の上などに飾って楽しみたくなります。
個人的には玄関の棚に飾りたいところです。我が家には玄関に棚がありませんが。。。
今回の作品がとても良かったので、今後もFUNPOLAのサイトを時々チェックしてみようと思います。
クリスマスマーケットや教会をモチーフにした作品があれば、ぜひ作ってみたいです。
クリスマスの夜に灯りを点けて楽しめるようなインテリアとして飾れたら素敵だなと思います。
